こんにちは。伊丹駐屯地厚生センター2F「モバイルPX」店主です。日頃はご贔屓いただき誠にありがとうございます。
「ドルフィンって」飛んで輪をくぐるあの「ドルフィン?」とは違うようで台風の名前だそうです。なんか粋に聞こえてしまうのですが恐ろしい大型台風でございます。
おととし大阪に甚大な被害をもたらせた台風のとき、私は九州の航空自衛隊芦屋基地へ赴き航空祭売店出店の抽選で出店が決まり一人歓喜に沸いておりました。
その喜びを家族や地元の仲間に伝えようと満面の笑顔と抽選結果のを画像に撮りLINEで送信するとすぐに、知人から「アホかあああああ!それどころやないわぁぁぁ!」家人からも「お父さん、どこにいるのマンションの窓が割れそう」娘からも「死ぬかも!」のコメントが続々返ってきて「またまた〜大袈裟な〜ww」と半分呑気に疑ってました。
実際戻ると暴風にふみあらされたただならぬ街の光景に唖然となりました。と、言うことで用心のため厚生センター入り口の幟も屋内に避難でございます。職員の方に移動していただいきました。ありがとうございますm
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「すみません!診てもらえますか」、、、手にしてるのはベッキベキに割れたiPhone。
なんと、肉がえぐれて内臓がみえているではありませんか。しかもsiriで声をかけたが意識が全くない。かなりの高さから転げ落ちたらしい。
「あ、あの助かりませんか、、」
「わかりました。この状態なので命が助かるかなんとも…..いちどやってみましょう( ̄ー ̄)」
早速iPhoneを手術台へ。まずは切開。あれこれやって画面はとりあえず点いたがバッテリーの経年劣化が激しい。この体力では十分な回復が見込めないため説明を行い手術の許諾をいただく。
小一時間ほどの大手術の末、すっかり元気になったiPhoneをみて男性の表情が明るくなった。
この仕事をやっててよかったと思える瞬間はお客様のホッとした表情。ありがたいことです。スマートフォンはオーナーさんの脳みその一部です。壊れたiPhoneがやってきたら「¥¥¥¥!www」などと喜ぶことを慎み、大切な患者さんだと心がけて全力で修理をするのが私の使命でございます。
